ノンカフェインで話題のルイボスティーは何故良いの
女性を中心に人気を集めている「ルイボスティー」。 様々な種類がある健康茶の中でも、群を抜いて人気を集めていて、数多くのメーカーから発売されています。 その「ルイボスティー」はどんなお茶で、何故人気があるのでしょうか。 その理由を調べてみました。 「ルイボスティー」は、緑茶や紅茶などのいわゆる「お茶の樹」の葉から作られるお茶とは全く違うマメ科の植物「ルイボス」の葉を乾燥させて作られるお茶です。 「ルイボス」は、南アフリカの一地域だけで栽培されている植物で、その葉から作られているお茶は紅茶の様な赤い色をしていて、カフェインを含まず、ほんのり甘い味で、豊富な抗酸化物質とミネラルを含んでいるため、古くから現地住民が薬草にしたり、健康のために飲んでいたりしていた様です。
本場南アフリカ産だけで栽培されている特殊なお茶「ルイボスティー」。
ルイボスティーは、原産国の南アフリカだけで栽培されているお茶。 南アフリカ共和国は、アフリカ大陸の最南端に位置する国で、その中でも西ケープ州ケープタウン北側のセダルバーグ山脈一帯だけで自生しているのがルイボスティー。 乾燥していて30度以上の温度差の高地で育つ植物のため、南アフリカ・セダルバーグ山脈以外での栽培は成功していないとのこと。 そのため、同地で生産されるルイボスティーの約半分が輸出されている様です。 また、ルイボスティーには「レッド」「グリーン」と二つの種別があります。 「レッド」は、日本で一般的に飲まれている水色が赤いもの。 原料のルイボス葉を発酵させて作られていて、香ばしくほのかな甘みがあるもの。 「グリーン」は、非発酵で急速乾燥させたもの。 さっぱりした風味が特徴で、フラボノイドがレッドより数倍多く含まれています。 しかし、品質管理が難しく生産量も少量で、高価で希少なルイボスティーです。 南アフリカは、世界一の産出量を誇る金をはじめとして、様々な鉱物資源を産出する国。 ルイボスティーが含んでいる豊かなミネラル分はそうした南アフリカ大地の栄養分から来ているのかも知れません。